かき氷

今週のお題「暑すぎる」

先日暑いので、日光から取り寄せた天然氷で作るかき氷屋さんに行きました。

おやつの午後3時、店前の行列と「本日分は終了しました」という張り紙を目にし、その日はあきらめて帰宅しました。

翌週リベンジして、午後2時に着くとかき氷にありつけました。

天然氷はキーンとしなくて、優しい味がします。

日光ではかき氷屋さんに毎夏観光客が行列を作っているけれど地元民は食べに行かないという話を日光に住む知り合いのお嬢さんから聞いたことがあります。いくつも名店があるのに、もったいない話です。

食べ終えた後、体の芯から力がみなぎってくる感覚をはっきりと感じました。

奈良の春日大社の手前に氷室神社という氷に関する神社があるのをご存じでしょうか。全国のかき氷屋さんが商売繁盛を祈念しに訪れるそうです。奈良時代は毎夏平城京に献氷をしていたのですが、その前に氷室神社でお払いしていたそうです。

平安時代清少納言枕草子の第40段「あてなるもの」の中に、「削り氷に甘葛入れて、あたらしきかなまり(椀)いれたる。

とあります。かき氷に甘い葛の煮汁をかけて食べていたのでしょう。かき氷は古き良き日本の文化なんですね。

奈良のかき氷は歴史が長いだけあって、奥が深そうですね。氷室しらゆき祭りや献氷祭に氷みくじもあるそうです。いつか、お祭りにも行ってみたいです。

 

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