たかどのほうこさんの本

今週のお題「読書感想文」

たかどのほうこさんの本に出会えたのは、子どもに読み聞かせを始めてからである。ユニークで発想が奇天烈で私のツボにはまり、何度も何度も読んでニタニタした。

へんてこもりシリーズ、つんつくせんせいシリーズ、まあちゃんの長い髪、

どれもが面白すぎる。童話って大人が読んでも飽きないし、忘れていた物を思い出させてくれる。

あまりに面白い絵本を見つけると、その中の会話を子どもとの掛け合いで一緒に声を出して読みあうようにしていた。

たかどのほうこさんの絵本に出てくる子供たちの会話を、なりきって声に出して読むと、現実にはそんな会話はまずしないだろうという会話ばかりなので、その世界観に入ってしまうとしばらく現実に戻ってこれなくなる。

元気で明るくて嫌味がなくて、不可能を可能にしてくれる。

あまりに居心地が良いので、1ケ月間位たかどのほうこさんの本ばかり読み聞かせ、エッセイや小学生向けの本など手あたり次第読みつくした。

たまに図書館でたかどのほうこさんの絵本を見つけるとつい手に取ってしまい、昔の友達に会った時のように懐かしく、悩んでいる気持ちがあったとしてもどうでもよくなり気持ちが軽くなっていくのである。