もしも、家の屋根に巨大な魚が落ちていたら

今週のお題「もしもの備え」

こんにちは。今日は、先日お友達から聞いたびっくりするけどおもしろい話を書きます。

今年の5月頃でしょうか、家の中でトンビのピ~ヒョロロローという鳴き声が聞こえてきたのです。トンビは海のそばに生息する鳥だと思っていたので、娘からの「ねえ。あれトンビの声じゃないの?」という問いかけにも、「そんな事あるわけないじゃないの。」と一笑にふしてしまいました。

うちの近くには利根川が流れているだけで、海はありません。

先日久しぶりに近所の友人とお話する機会があり、彼女が最近あった話を聞かせてくれました。

「朝起きてベランダに出ると、屋根の上に1メートルはありそうな大きな魚が置いてあってびっくりしたの。夫が慌てて魚が屋根に置いてある家が近所にもあるか走って見に行ってしまい、結局そんな家はうちだけだったの。仕方ないので屋根から巨大魚を下に落として庭に埋めたのよ。」

彼女の家は1階の屋根の上にバルコニーがせり出している作りなので、1階の部屋の屋根の上が見える構造なのです。始めその話を聞いた時は

「屋根の上に巨大な魚??」何のことかさっぱり理解できず、誰かが嫌がらせか、はたまたお礼に魚を置きに来たのだろうか?と訳の分からない想像をしました。

色々話しているうちに、昨晩トンビが鳴きながらしばらく彼女の家の上空を飛び続けていて不気味だったこと、うちの娘がトンビの鳴き声が聞こえると言っていたこと、私が散歩で行く利根川ハクレンという外来種の巨大魚がたくさんいて、群れで飛び跳ねている光景を何度も見たことがあること、の3点がつながり謎が解けました。

おそらく、トンビは利根川ではくれんをゲットして、くわえて山へ帰る途中にあまりに巨大で重い魚をたまたま友人の家の屋根の上で落としてしまい、悔しくてピーヒョロロローと鳴き続けていたのだろうと云う事で一致しました。

もしも、朝起きて自分の家の屋根に巨大魚がいたらどうしますか?

私は冷静に対処できる自信がありません。