【大人用紙パンツ】を災害用トイレの備えに!
今週のお題「もしもの備え」
こんにちは。まだまだ台風シーズンが続くということで、避難で1番心配なトイレについて考えてみます。
もし、興味があったら是非読んでください(写真もあります)
在宅避難していてもトイレの問題で避難所へ移動せざるをえなくなるケースが多いらしいです。
実際、水道が使えなくなったり、マンションの場合、ポンプで水を上げているため停電するとトイレが使えなくなるそうです。
また、風呂の残り湯をバケツで運び流す方法がありますが、
一時的に流れても後から逆流したり、圧力が足らないため中で詰まってしまう危険性があるそうです。
我が家は東日本大震災時、水が赤水になり調理には使えないため、給水車が来てくれて3日間お世話になりましたが、幸い水は出たのでトイレは普通に流すことができました。
実際、少しお高めの防災袋に入っている災害用トイレを見ると、
① 段ボールで簡易便座を組み立てる。
② その中に黒いビニール袋を被せて、中におしっこ凝固剤を振り入れる。
③ 用を足した後は、ビニールごとしばって捨てる。
④ 汚物をまとめて貯留する。
という作業が必要になります。
※100円ショップで売っている簡易トイレは、ビニール袋と凝固剤が1回分入っているだけなので気を付けて下さい。しかも、ビニール袋が透明だったり小さかったり、男性用の尿瓶の形の袋だけが入っている物もあるので確認が必要です。
まず、この作業での疑問点がいくつかありました。
① 簡易便座を置く場所の確保。当然人に見られたくないし衛生面も気になる。
② 簡易便座が人の体重に耐えられるのか?はたまた簡易便座を家族間とはいえ使いまわしで、何度も使って壊れないのか?汚れないのか?
③ 中身の見えない大型のビニール袋がたくさん必要になるが不足しないか?
そこで、大人用紙おむつを代替品として使う事が適切かどうかを考えました。
① 場所を選ばす、用を足すときに人に気が付かれないように工夫ができる。
② 中に凝固剤、消臭ストロングが入っているので、そのまま使えて簡単。
③ 捨てる時は、そのまま赤ちゃんの紙おむつのようにくるくる丸めてビニール袋に入れて捨てるだけ。
貯留するときもコンパクトになります。
簡易トイレよりも、簡単かつ清潔です。
そこで中身を見たいので、袋から出してみました。
お試し用1個入男女兼用Mサイズ2回分、試供品です。
ミシン目で開けやすいです。
前から見た図と後ろから見た図。
ウエストゴムギリギリまでお腹もお尻も吸水パッドが大きくついています。
デザインは「まるで下着」ではなく、赤ちゃんの紙パンツをそのまま大きくしたデザインでした。
新品の男性用Mサイズのトランクスと比較しました。
男女兼用とはいってもウエストが小さいです。ゴムがしっかり入っていますが、男性にはきついし脱ぎ着する時に破れるかもしれないので、LかL Lをおすすめします。
大は小を兼ねる!吸水パッドもL Lの方が容量が多いのではないでしょうか?
新品女性用パンツMサイズと比較しても、ウエストが小さいですね。
1回分だけで、すぐに自分で交換する事を前提に、また災害時の非常事態に使用する物という事で考えると、女性も大は小を兼ね、
また脱ぎ着がしやすい LかL Lを用意した方が良いという結論になりました。
ただ、小学生や中学生くらいならMサイズでいいかもしれません。
またスキニーパンツでなければ、例えばジャージやジーンズであれば乾燥した状態で身に着けていても、アウターに響かないし通気性も良いのであまり違和感なくはいていられました。
ただ、吸水スピードなどは実験していないので分かりません。
在宅避難で使うにしても、万が一のために避難所に持って行くにしても、おしりふきはあった方が良いと思いました。
また、別売りの吸水パッドだけを追加で持っていても安心かもしれません。
パンツの単価は1個150円位です。
吸水パッドなら、もっと安いです。
小学生の子どもがいたら、自由研究の題材に使える!と思うくらい、奥が深い紙パンツ。
長文、お見苦しい写真を失礼いたしました。最後までお付き合い頂きありがとうございます。