焼き栗

今週のお題「好きなおやつ」

私が初めて焼き栗を食べたのは、2年前高尾山に登った時でした。

天津甘栗なら何度も食べたことはありますが、焼き栗とは?

 

ビジュアルがグルメ感満載だし、いかにも美味しそうな良い香りが漂っています。

迷わず、焼き栗を買い求める行列に加わりました。

 

ホクホクとした焼き栗の皮を手でむき、ほおばります。

サツマイモとは違う、天津甘栗とも違う柔らかさ、甘さ、ホクホク感。

すぐに虜になりました。

 

帰宅後調べると、焼き栗って割と最近出てきたもののようです。

(関東では見かけませんでした)

 

焼き栗機で栗をじっくりと時間をかけて焼いていく為、

糖分が凝縮されていくのだと思われます。

そういえば、2,3年前から超高級なモンブランが都内のカフェで人気になった事がありました。

谷中銀座の和栗やには、毎日長蛇の列ができていました。

それ位の時期から、日本の栗スイーツ文化が過渡期を迎えたような気がします。

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モンブランももちろん美味しいですが、

焼き栗には砂糖や生クリームを加えていない栗本来の

風味や甘みが凝縮されています。体が喜ぶ無添加の美味しさ。

 

栗は茨城県の笠間産がプロの間でも有名だそうです。

栗って縄文時代からある植物で奥が深く、種類や育て方によって本当に味が違うそうです。

 

茨城県は栽培面積、生産量とも全国1位を誇る栗の生産地なんですね。

 

茨城の栗は実が大きく、味が良いなど高い品質が評価され、

全国的にも有名な和洋菓子店などで使われているそうです。

私は栗といば京都の丹波栗が全国1位だと誤解していました。

 

昨年、職場でそんな話をしたら、昔ご先祖様が栗農家だったため、

庭に品質の良い栗の木が数本残っていて、

その木からとれる栗でわざわざ焼き栗を作ってきてくれた方がいました。

なんと焼き栗機を買ってしまったそうです!

その美味しかったことといったらありません。

すごい人が近くにいてびっくりしました。

 

今年もあのホクホクの焼き栗を食べたいのですが、

わざわざ高尾山に登るのも大変だし、笠間まで行く事もできないし、

どうしたら食べれるか思案中です。