自宅で血液検査キットを使ってみたら
こんにちは。
秋は健康診断の季節ですね。今年は病院にできるだけ行きたくなかったので、自宅でできる血液検査キットを選択し、使ってみました。
FUJIFILM Cure Sign
自己採血による郵送血液検査サービスです。
簡易検査なので調べられるのは、メタボリックシンドローム&生活習慣病。
なんだか難しそうだけど、何とかできるかな~、だって、簡単じゃなければ
誰でもできるキットなんて簡単に手に入らないはず!と、たかをくくって
いたのが間違いでした。
自己採血
取扱説明書をしっかり読みました。
左手中指の指の腹を消毒シートで滅菌。
キットの針を刺す前に、血液を集めるため左腕を10回振り落とし
肘を伸ばして手を下に向け、手首から中指先端にかけて右手でさすり血を集める・
と書いてありました。
普段の採血では血液の出が悪いので、念入りにやってしまったのが運の尽き。
指先に専用のランセットという器具を押し当てて出血させます。
痛みは強い静電気程度。
説明書には血液が小豆大になるまで絞り出すのを3回繰り返してください。
との事。
絞り出すのか・・出てくるかな・・そんな心配をよそに
あれ?どうしよう・・血がかなり出てしまい、テーブルにボタボタ垂れてしまいました。
もう、ちょっとしたパニックです。小豆大どころではありません。
吸引機で血液を吸い取るのですが、ポタポタと血が止まらないし、
焦りまくり、吸い取るのもちぐはぐになるし・・
やばい
たまたま運よく、夫が在宅勤務だったので
「助けて~,血が止まらない~」と叫び、助けを呼びました。
在宅勤務はこういう時役に立ちます。
血しょうを作る
どうにかこうにか、血液を採取し次の工程に進みました。
色々な試験管のような容器がキットに入っている中の一つを選び、
溶液の入ったボトルを立たせて血液吸収器を差し込み、溶液に血液を溶け込ませます。
次にろ過シリンダーをボトルに差し込み、透明な液体,血しょうを取り出します。
出来上がりました。
結構本格的だし、容器は小さいし、難易度高いです。
慣れない作業と予想外の展開に、相当テンパっています。
非常にわずかな量の血しょうで検査をするという事なので、すぐにアルミ袋に入れて、
使用済みの器具と一緒に郵便局へ行きポストへ投函しました。
大失敗
帰宅し、もう1度よ~く注意事項を読んでみると・・
下の方に
「採血は、食事や飲酒のあと少なくとも6時間以上空けて、空腹時に行ってください。朝食前の採血が理想的です。」
と書いてあるのを見つけてしまいました。
そう、採血は自宅だろうが、検査会場だろうが、朝食抜きが基本です。
生まれて初めてのお一人様での自宅採血で、そこの大切なところをすっかり見落としていたのです。
前日は脂っこいものを食べないように注意していたにもかかわらず、
しっかり採血2時間前に朝食を取ってしまいました。
なんてドジなんでしょう。
結果
今日、結果がメールで届きました。
血糖値や中性脂肪が高いのかな~、いやだな~と思っていると
「検査エラー、血液溶解。無料で再検査の申し込みができます。」
という結果でした。
そもそも、採血からあたふたしていたので手許が狂ったようです。
改めて看護師さんて大変だなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
申し訳ないのですが、リベンジすることにしました。
これから、こういうキットを利用する方は誰かそばにいてもらった方が良いです!
想像以上に難しい作業でした。