床下の小人達
今週のお題「読書感想文」
「借りぐらしのアリエッティー」の原作です。
映画を見て、大好きになりました。
当時2010年夏、東京都現代美術館で「借りぐらしの、アリエッティー×種田洋平」展にも見に行き、自分がアリエッティになれる大きさに作ってある大きな居間や部屋や庭の造り、色合い、インテリア、世界観全てに感動しました。
今、久しぶりにTVで放映されているアリエッティを見ながら書いていますが、小学3年と5年だった娘もハッキリと記憶に残る美術展と映画だったと語ります。なかなか、ないんですよね。色々な事がありすぎて忘却していく中、色鮮やかに記憶に残るストーリー、映画。
美術展は、永遠に残して欲しかったです。もう一度、見に行きたいです。
そこから最後に本を買って読んだのですが、この本の内容からアリエッティーの映画を創り出した作者の想像力は天才だとしか言いようがありません。私にはちょっと退屈な本だったのです。私の読解力、想像力がいかに貧弱かを思い知りました。ジブリ映画は、本当に質が良いです。想像の翼を広げて羽ばたく快感。そんな喜びを与えてくれます。
アリエッティーのように娘の髪を洗濯バサミではさみポニーテールにしたり、角砂糖を買ってみて妄想したり、コロナや猛暑のない10年前の幸せな夏休みを思い出します。