マイケル・ジャクソンの愛した豆腐ハンバーグ
2020年10月４日に放送された「ロストグルメ２」で、マイケル・ジャクソンが日本でのＢＡＤツアーで来日していた際に、日本人の専属シェフが作った豆腐ハンバーグだけは、毎日喜んで食べてくれたエピソードを紹介していました。
とても面白かったので備忘録として書きます。そして、感動したので自分でもそのレシピを作ってみました。
マイケルジャクソンは菜食主義
来日した時に一緒にお供したアメリカ人専属シェフは、すぐにクビになったそうです。
理由は、そのシェフが風邪をひいてしまい、そのシェフが作った料理を食べたマイケルも風邪をひいてしまったからだそうです。
すぐに代わりのシェフを探すように言われて、白羽の矢が当たったのが、高谷敏夫シェフ。
ご本人はそんな大役は嫌だったので、面接でわざと落ちるような返答をしたそうです。
しかし、逆にマイケル・ジャクソンのファンでないというところに、好感が持たれてしまい即刻採用。
肉は使わないで野菜だけで作ってほしいとだけ、言い渡されたそうです。
あらゆる野菜料理を毎日何十種類も作る中、一口だけ食べては残される。その繰り返しの中で、豆腐ハンバーグだけは毎日、全部食べてくれたそうです。
マイケル・ジャクソンの好きな豆腐ハンバーグレシピ
（2～3人分）
・水切りした木綿豆腐 １８０ｇ
・玉ねぎみじん切り ５０ｇ
・大和芋 ２０ｇ
・パン粉 ３０ｇ
・砂糖 大さじ2分の1
・酒 大さじ１
・卵黄 1個
・茹で大豆 １５０ｇ
・赤味噌 大さじ１．５
「ソースの材料」
・だし汁 １００ＣＣ
・酒 大さじ１
・醤油 大さじ１
・砂糖 大さじ２分の１
・水溶き片栗粉 大さじ１
・しめじ ５０ｇ
・まいたけ ５０ｇ
マイケル・ジャクソンの好きな豆腐ハンバーグ作り方
１、玉ねぎはみじん切り、茹で大豆はすり鉢で粗くすり潰す。（茹で大豆でひき肉を代用）玉ねぎと茹で大豆を炒めて、水分を飛ばす。（水分を飛ばし肉らしさを出す）
２、大和イモを電子レンジで加熱し、すり潰しながら、２と混ぜる。
３、ボウルに水切りした豆腐、パン粉、卵黄、酒、砂糖、赤味噌を加えて混ぜ合わせる。（赤味噌で肉の色を再現。なければ普通の味噌でも良いし、入れなくてもＯＫ）
4、肉だねを小判型にして、油をひいたフライパンで焼く。
５、鍋にほぐしたしめじ、まいたけ、だし汁を入れて火にかけ、煮立ったら醤油、砂糖、酒を加えて味を調える。
６、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけ、ハンバーグにかける。付け合わせは、ブロッコリーや人参などお好みで！今回は、カボチャサラダにしました。
おわりに
成形が崩れやすいので難しく、焼くのも柔らかいので難しかったです。しかし、カロリーも低くヘルシーでとてもおいしかったので、家族からも好評でした。
ハードな公演を野菜や大豆たんぱくだけで乗り越えられるマイケル・ジャクソン。
あのエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。材料も特別なものではなく
手順も難しくはないので、また作ってみたいです。
