村上春樹の本とヒッチコック

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

こんにちは。
久々のお題にチャレンジです。


振り返ってみると
自分大人になったかも!
と感じた時と、
背伸びして大人ぶる感覚は、かなり違いますね。


映画、ヒッチコックの「めまい」を中学生で見た時に、面白いと思った事を親に話して

「大人になったね」 

と言われた時は嬉しかったです。


それを皮切りに、オードリーヘップバーンやアランドロンの「太陽がいっぱい

を見て感動して、少し大人になった自分を楽しんでいました。


小説では、高校で太宰治を読んだ時は、どちらかというと
背伸びした気分でした。


19.20の時に村上春樹さんの小説を読んで、なんとなく分かるような分からないような、
でも読み切った達成感を得たり、 
友達と村上春樹って面白いよねー、
なんてかっこつけて話していた時は、


「私って大人になったよなー」

と思ったものです。


しかし一番、大人になったと自信が持てたのは、

銀座の映画館で単館上映されていたフランス映画を、仕事帰りに友人と見に行き

夕食にイタリアンを食べていた頃。


「憧れの大人になれた!」


と、嬉しかったのを、思い出します。
この時間を、いつまでも満喫していたいと思っていた人生の中でもキラキラしていた時でした。


しかし、そんな時も振り返ると数年間の貴重な日々。

あれは、夢だったのだろうか?

って感じです。


それがいつしか、歴史小説を面白く感じたり


ジャニーズを可愛く思えてきたり


段々と大人を通り越して、おばさんになっていくのが悲しい今日この頃です。


時を戻そう‥


ペコパの松陰寺太勇さんの、決めゼリフが面白くて好きです。